新日本石油をはじめとした主要元売会社減産体制を敷いているものの、ガソリン市況には、その効果が現れていない。2月の元売仕切りはリットル2円程度のアップとなったが、あまりにも1月のガソリン市況が急落したため、果たしてコスト転嫁完達といった結論をだすことができるかどうか―先行き不透明感も強い。「業転玉を放出しているのは元売会社自身で、業転安の系列高という現象を自らが招いており、石油製品が売れないと いう減販時代のなかにあって、減産体制は当然の成り行きだが、ガソリン市況をみるかぎり、その効果については今のところ体感できていない」といった声も強い。 ところで元売会社の大勢が4月人事異動にむけて今月末から来月にかけて内示に動く。支店長をはじめ役員クラスの大型人事が予想されているのは新日本石油や出光興産などだ。「新日本石油はENEOSフロンティアの社長交代をはじめ、これに関連して執行役員クラスの大型異動がありそうだ」と伝えるのは業界関係者のひとり。新日本石油は今年で120周年を迎えたが「これを機に販社網の拡充強化、さらには総合エネルギー会社にむけて大幅な組織変更もありえる」との見方も強い。 今秋には120周年記念パーティーの開催が見込まれているが「これに合わせて何らかの動きがあるはずだ」といった声もある。これまで何度となく伝えられている「新日石を核にした民族精製連合軍―共同精製会社構想も机上の論議から現実味を帯び始めている。ある業界関係者は「新日本石油の株は業界最大手のわりには株価が安すぎる。今が買いだ」としているが、昭和シェル石油、東燃ゼネラル石油と比べて株価が安いのは事実だが 、本当に今が買いなのかはあまりにも信じ難いところだ。
【以心伝心】 (1) 禅家で、言語では表されない真理を師から弟子の心に伝えること。 (2) 思うことが言葉によらず、互いの心から伝わること。
【維新伝心】 (1) 北海道石油新聞社による造語で、HP連載のタイトル。 (2) 物事が改まって新しくなる様や世の中の真理を、心から心に伝えようとするホームページ上の試み。
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