迷惑な渡会長発言 仕切り下げ局面 元売販社の姿勢が最大の注目に

 「元売トップは何を考えているのやら・・・」と不満をぶちまけるのは特約店主の一人。先に石油連盟の渡文明会長(新日本石油会長)が記者会見で「10月のコストはg4円60銭の低下となる」と発言したことを指している。「産業用燃料油をはじめとした大口需要家むけの値決めが難航しているなか、ここにきて早々と10月大幅仕切り下げを示唆されたことで、まとまりかけていた値決めが白紙に戻る可能性もある」と声を大にして訴える。

 渡会長は「コストは低下するものの、これまでのコスト転嫁が未達のため小売価格は下げる余地はない」とフォローするものの、「10月大幅下げの言葉だけが一人歩きして、これが結果的に市況軟化の誘因材料となっているのは間違いのないところだ」といった声もあがっている。

 ゴルフ愛好家の特約店主は「10月仕切り下げはゴルフに例えると、下りで順目、スライス、フックのスネークラインで強めにバッティングすると想定以上の転がりで大変なことになる」と指摘する。

 新日本石油はこれまでの仕切り上げ場面のなか、出資販売会社、いわゆる販売子会社SSでは率先した値取り、値上げ販売を指導していた。さて、今回、10月仕切り下げという局面のなかどういった販売姿勢をみせるのか。本来ならば率先してガソリン市況の軟化を死守するところだが・・・。
 
 

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