| 軟化に歯止め掛からず |
| =コスト低下から= 11月も予断許さない状況 |
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原油調達コストの低下から、元売仕切り価格の値下がり傾向が続くなか、道内のSS店頭市場も軟化に歯止めが掛からない。一部フリート系と安値量販店などの売り攻勢から、札幌や苫小牧ではレギュラーガソリンで1リットルあたり130円を下回る価格も。道内のガソリン平均価格も4週連続で下げ傾向を示しており、11月以降も予断を許さない状況が続きそうだ。 元売各社の10月仕切り価格方針が概ね、4円の値下げとなったことを受け、道内のSS店頭価格は各地、月の前半で3〜4円程度の値下がりを示した。後半においても、11月適用分の仕切りコストが4円程度の下げとなる見通しに先行し、店頭価格の下方修正を行うSSも。さらに、価格修正週決めで仕切りコストを算定するエクソンモービルが21日以降、ガソリンと軽油のSS向け仕切り価格を1円50銭から3円程度下げる方針を示したため、コストに比例した店頭価格の値下がり傾向が広がっている。 実際、道内のガソリン店頭価格の平均値は10月に入り、4週連続で下落しており、23日現在で141円の値をつけている(石油情報センター調べ)。 11月の元売仕切り価格方針は、出光興産が前月比3円50銭の値下げを行うなど、4円前後のコスト低下は必至。11月以降も店頭価格の軟化は続きそうだ。 ただ、「下げ傾向は11月まで。12月以降は再びコスト上昇の局面を迎えるだろう」と事情通。製品のダブつきが解消されることや先物相場での価格推移から、現在の状況を「一時的」と読む業者も少なくない。11月中の対応が年末年始の商戦に大きな影響を与える、一つの分岐点となりそうだ。 |