身近にある心当たりの必要性


 23日の朝に発生した北見市の大規模断水は、多方面にわたって多大な影響を及ぼし、多くの人々がライフラインである「水」のありがたさを再認識させられたことであろう。

 当の私も連日メディアで報道される被害地市民のコメントに、当事者でなくとも「もしも―」を考えさせられた。

 一般的に水は、水道をひねればすぐに止めどなく出てくるのが当たり前。それが止まることなど、大半の人が経験することのないことであろう。そんな恵まれた環境に慣れている我々は水道のない生活を想像すらできない。しかし、今回の大規模断水で分かるように、給水が止まったことで一部学校は休校となり、仕事は休業を余儀なくされるケースも少なくなかったようだ。生活に至っては風呂、トイレ、炊事、洗濯と通常の生活がままならない状態。想像しただけでゾッとしてしまう。

 これらのライフラインと呼ばれるものは皆同じで、今暮らしている生活に、なくてはならないもの。当然、石油製品も同様で、ガソリンや灯油が供給されなくなった時の生活を想像してもらえれば一目瞭然であろう。

 今現在、お金を払えば当たり前のように購入できる燃料油。「有事の為に個人で備蓄」と言うわけにはいかないが、今回の大規模断水をきっかけとして、生活必需品である石油製品の価値観を見直し、供給する側は地域住民への使命感と責任感を、消費する側はありがたみと感謝の念を今以上に持って、取り扱っていただきたい。
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