最後まで諦めずにゴール目指して責務を完遂

  27日に行われた「2008大阪国際女子マラソン」。ご覧になった方も多いとは思うが、出場選手の一人である福士加代子選手に国民の期待が寄せられていた。

 ハーフ日本記録保持者で「トラックの女王」とも呼ばれる彼女が、初のフルマラソンに挑戦するということで注目を集めていたが、終わってみると結果は惨敗。序、中盤の好走からは一変、後半ではみるみる失速。ゴール直前では走るのもままならないまま4度も転倒。しかし、ゴールすることを諦めず、走ることを止めない彼女に、会場からは拍手と励ましが鳴り響いた。

 普段、マラソンにあまり興味を示さない私も、何気なく目に飛び込んできたその光景に、思わず拳を強く握りしめ、ブラウン管越しにエールを送った。
 
 ゴール後のコメントで「競技場が見えてからは頭の中が真っ白になり、記憶がない」と語った福士選手。何が彼女をそこまで奮い立たせたのかは定かではないが、それを見ていた私には、自分が忘れかけていた「根性や使命感」というか「自分が置かれた立場への責任感」みたいなものが強く心に残った。それと同時に経験や日頃の訓練の重要性も思い知らされた一幕となった。

 日頃、何気なくこなしている業務にちょっとした刺激を頂いた今回の女子マラソン。「日々の経験や勉強を無駄にしないようにシッカリと身につけ、目標(ゴール)に向かって責務をまっとうしよう」と改めて心に誓う事ができた。福士選手に感謝したい。 

(橙)

 

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