地域密着SSへ「清き一票」を

  依然として厳しい販売環境が続いている石油業界。道内どこへ足を運んでも、明るい話題は聞こえてこない。3月末で閉鎖となったSSも少なくなく、地域密着型で町に貢献してきたSSが姿を消していく。閉鎖をほのめかす声や業界への不満や文句は絶えない。

  1円、2円を巡り、各市場で勃発する価格競争。「適正な利益をかえりみない安値販売など、商売じゃない」と話すのは民族系特約店幹部。また、道北圏郡部、いわゆる「田舎」の経営者は「目先だけでなく、商売の本質とは何か、石油販売業者の使命とは何かということを、経営者間で話し合いたいものだ」とポツリ。商売の本質について熱く語る同氏の持論に聞き入ってしまったのと同時に「石油販売業者としての使命感に燃える、素晴らしいオッサンだな」と感心した。

  同氏との会話をもう少しー。「石油販売業者の使命とは何か」との投げかけに「安定供給」と即答。「適正な料金をもらい、地域に貢献する。税金を納めるのも一つ。地域のため、町のためにーという広い視野で商売というものを見て欲しい」と熱く語る。

  もちろん、販売環境の違いからSS経営スタイルは一筋縄ではいかないが、いま業界が向かっている方向は、セルフへの投資などを背景とした量志向と言わざるを得ない。そんななか、石油販売という商売を愛し、強い信念を持つ元気なオッサンやその仲間達と語り合う雰囲気のなかで「やっぱこれだな」と実感した。真の地域密着SSよ、がんばれ!   

(S)

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