| 厳しい環境地方を直撃も無医村ならぬ無SS村? |
|
平成19年度がスタートした。全国的に有名になった夕張も財政再建に向けての施策が本格化する。人口が減少するなかでの再建は、難しさもひとしおか。石油業界も新年度を迎え、各系列がキックオフを開催、厳しい環境下にあって勝ち残り策が提案されている。 セルフSSの台頭、しかも大型化の傾向を強め、数量ダウンと小売マージンの減少と相まって脱落者の増加が懸念される。とくに現金客が流出し、フルSSの生き残りがより厳しくなってくるのは必然か。量販業者に広域系が参戦して環境が複雑となっている販売業界。ここ数年一桁台のマージンを余儀なくされた市場が急に増加した。都市から地方都市へ、さらに郡部へと波及し、販売数量が少ない地方都市や郡部のSSの再編加速が予想されたが、ついに帯広市場で1業者が倒産、4業者4SSの閉鎖が明らかになった。理由はそれぞれあるだろうが、厳しい経営状況のもと将来に見切りをつけたのが真相だろう。 確かにSSの過剰気味は否めない。ソフトランディングで進行してきた販売業界だが、ハードランディングが強調されてきた。元売仕切り価格同然の販売価格では、地方業者の先行きは明らかだ。財政再建に乗り出した夕張では医療体制への不安が市民の大きな要因として挙げられている。業界にあっても無医村ならぬ、無SS村に成りかねない。なんとか打開策を見いだせないものか。 (S) |