| 4月も仕切り上げ予想迫られる早めの対応策 |
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3月の元売仕切り上げを背景に、全国的に軟化傾向にあったガソリン市況もようやく下げ止まり、店頭価格の底上げが見直される地域も多く見られてきた。道内においても3月上旬から価格転嫁に動いたSSも多く、とりあえず一段落といったところか。 そんななか、一部エリアの安売り量販店では相変わらずの破格値販売が続いているようだ。販売環境が厳しい地域ではセルフ、フルの形態の違いはあれど、格差10円近い価格の開きが見られ、消費者にとっては現実的な問題となっているようだ。 特に地方都市の消費者は今までの「つきあい」や「信頼関係」を大切にして、セルフ、フルといった形態や価格では消費動向が大きく左右されないことが多かった。しかし、ここまでの格差が出てくると今まで通りには行かないもので「つきあいは大切にしたいが、こうまで価格が違うと背に腹はかえられない」というのが本音のようだ。実際、所得の絶対数は変わらないのだから当然といえば当然の発想である。とあるSS経営者も、「信頼やサービスでカバーできるのは3円差までが限界」と厳しい現実を語る。 4月も元売仕切り上げが予想されるなか、各企業がいろいろな思惑で販売戦略を推し進めているが、SS形態や企業規模に関わりなく、同じ土俵で相撲がとれる市場が一刻も早く構築されることを願ってやまない。SSの質で勝負できる日はいったいいつになるのだろうか。 (橙) |