| 何を求めて「銭闘」か |
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ついに道内のガソリン市況は崩壊か―そう思わざるを得ない事態だ。特に価格競争が激化している札幌市場では、2月以降も一歩、また一歩と軟化傾向を強め、文字通りの「最低」市場と化している これまでも、一部地域では激しい価格競争が展開されてきた札幌市場だが、あまりに酷い。手稲区、西区、北区など、広範囲で110円から113円看板が散見されるほか、石狩市花川などでも目をつぶりたくなるような「銭闘」が繰り広げられている。仕切り下げ局面だったといえど、ここまで悲惨な状況に陥るとは、販売業者の誰もが想像していなかったことだろう。小売価格は限られた業者しか踏み込むことのできない領域に達した。 110円という価格は言うまでもなく税込であり、税抜き計算だと105円ほどになる。業転価格を考えても、その価格には首を捻るのが当然だろう。ガソリンスタンドをマージンゼロで経営する物好きな経営者がいないことを前提とすれば、そこからいくらのマージンが発生しているのか?仕切り価格への疑念は強まるばかりだ。
正常な市場と大きくかけ離れたといえる札幌市場をはじめ、道内に点在する異常価格。周囲からは、不当廉売や差別対価への疑念を抱く声が強まっているのが実情だが、業界でこういった声が鳴りやむ日は来るのだろうか。例え鳴りやまなくても、SSの「市場」を「死場」にだけはしてはいけない。もちろん、「弱小SSはいらない―」そう考えることも。 (發) |