| 波の流れに身を任せるべきか否か― |
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仕切り上げで始まった2006年も、あっという間に半分が過ぎた。その間、セルフSSの新設・改造も着々と進み、道内のセルフ総数も240カ所に達する勢い。セルフ化の波は今だ衰えるところを知らない。 大手を中心に、セルフ展開するケースが目立つが、セルフ解禁から現在までのセルフ動向について、中小企業の経営者はどう感じているのだろうか。道北圏でフルSSを運営するある経営者は「これだけセルフ化が進んでくると、正直、セルフに興味が無いとは言えない」と胸の内を明かす。道央圏のフルSS経営者も同様の思いを口にしていたのを思い出す。 確かに、これだけセルフ化が加速すると、興味を持たない経営者の方が少ないだろう。原油高騰を背景に、消費者も価格に敏感な反応を見せている今日では、セルフの武器でもある「価格」は無視できない存在なのも確か。主要都市を中心に多くの経営者がセルフ化に興味を示すその一方、地方都市などでは、これまで築き上げた運営スタイルを変化させるという先の見えない不安感から、あと一歩を踏み出せずにいるというのも事実。ある地方販売業者は「セルフをやればお客が減る可能性もある」と語り、別の経営者は「地方でセルフをやるなら2番手3番手より1番先がベスト」と対称的な意見も聞かれる。 セルフ化の波を肌で感じとれる現在、その波が大きくなればなるほど、飲み込まれる危険も増大していくのかなーと、ふと思った。 (發) |