人的過失より人的「加質」

 最近、たまたま「ヒューマンエラー」と言う言葉を良く耳にする機会があった。意味は「人的過失」と言うことになるのだが、事故が起きる一番の要因とされているようだ。石油業界に置いても、製油所の火災事故などの大きな事故からSSフィールド内における小さな事故まで様々ではあるが、その人的要因で起こる事故も少なくないようだ。

 毎日のルーティンワークに慣れや油断が生じ、簡単な確認ミスや曖昧さが事故へとつながる。こと石油業界では扱っている物が物だけに、大惨事になりかねない可能性を秘めている事を忘れてはならない。「人間だからミスはつきもの」―確かにそれは一理あると言える。しかしながらミスを100%防ぐことは不可能でも、100%に近づけることは可能だと言うことを再認識してもらいたい。

 自分も何度となく経験したが、慣れと言うのは怖い物でついつい油断してミスを犯してしまう。そこで気を引き締め直せる環境があれば「ヒューマンエラー」はグッと減少させる事が出来るのではないだろうか。先日のW杯日本対オーストラリア戦も一瞬の気の緩みと油断から逆転負けと言う結果に終わってしまった。

 SSの現場でもルールを曖昧にせず、みんなで一致協力し、個々をフォローし合える環境を構築して行き、怠慢や気の緩みからくるミスを防いで欲しい。

(鼠)

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