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弱含みで推移していた原油市況が、再び騰勢を強めてきた。中東産原油はバーレル62j台が67j台にまで急上昇。これを受けて6月の元売仕切り価格が値上げ確実な情勢となっている。石油連盟の渡文明会長も「6月コストはg2円強の値上げ」との見解を示した。反応が早いアメリカのガソリン価格は跳ね上がり、1ガロン約8・3jになった。前回も触れたが、g・円に換算すると1g約102円だ。日本流に税金を加味すると150円以上だ。
5月に続いて6月も値上げになりそうで、販売業者の素早い対応が求められる。道内主要市場の5月末端転嫁状況は、一部地区を除いてレギュラーが135円以上のレベルを達成している。しかし、低マージンからの脱却にはほど遠い。少なくてもg10円程度のマージンは確保したいというのが販売業者の本音だろう。適正価格構築への積極的取組を再度訴えたい。
経営が疲弊している販売業界にあって、不正軽油がらみの噂が多い。灯油混入など大胆な(?)不正軽油は激減しているようだが、きな臭い話しは良く聞かれる。今年、軽油輸入元売となり、数カ月後には倒産というケースがあった。真相は明らかではないが、ある商社に「売り」の話しが持ち込まれた。相手にしなかったようだが、数日後に倒産。「今思えば危なかった」の余談も。また、特約店そのものを「買い」に来るケースも。後日倒産させ脱税。手のこんだ仕掛けには注意したいものだ。
(S)
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